皮膚のトラブルでお悩みの飼い主さまへ
For pet owners who are concerned about skin problems
皮膚のトラブルでお悩みの飼い主様へ
「うちの子、最近かゆがっている…」「フケが増えた気がする」「同じところを何度も掻いて赤くなっている」そんなお悩みはありませんか?
皮膚のトラブルは、アレルギーや細菌・真菌感染、寄生虫、ホルモン異常など、さまざまな原因で引き起こされます。皮膚のトラブルを放置すると悪化し、かゆみや痛みが強くなることも。さらに、慢性化すると治療に時間がかかるケースもあります。
だん動物病院では、原因をしっかり特定し、一頭一頭に合った治療をご提案します。
アポキル錠(オクラシチニブ)/ゼンレリア(イルノシチニブ):かゆみのシグナルをブロック
サイトポイント(注射薬):1回の注射で1カ月効果が持続
シクロスポリン(免疫抑制剤)
ステロイド(短期間の炎症抑制)
「ずっと痒がっていてかわいそう…」「いろいろ試したけどよくならない…」そんな時は、お気軽にご相談ください。
飼い主様と大切なご家族(ペット)が、快適に過ごせるように全力でサポートいたします!
アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎は、他の皮膚病を除外することで診断する病気です。
こんな症状はありませんか?
生後6カ月~4歳の間にかゆみが始まった
季節の変わり目に 症状が悪化しやすい
皮膚感染症(膿皮症・マラセチア性皮膚炎)を繰り返している
治療しても すぐに再発する
これらに当てはまる場合は、アトピー性皮膚炎の可能性があります。
アトピー性皮膚炎の診断は、「除外診断」が基本です。
皮膚の状態を詳しくチェックし、他の病気(寄生虫・細菌感染・食物アレルギーなど)を除外して診断を行います。
皮膚の視診・検査(細胞診・培養検査など)
アレルギー検査(必要に応じて実施)
アトピー性皮膚炎は 一生付き合っていく病気 ですが、適切な治療で症状をコントロールできます。
当院では、3つのアプローチで治療を行います。

① かゆみを抑える治療(投薬・注射)
アポキル錠(オクラシチニブ)/ゼンレリア(イルノシチニブ):かゆみのシグナルをブロック
サイトポイント(注射薬):1回の注射で1カ月効果が持続
シクロスポリン(免疫抑制剤)
ステロイド(短期間の炎症抑制)
② 皮膚のバリア機能を改善
保湿剤の使用
サイトポイント(注射薬):1回の注射で1カ月効果が持続
殺菌・保湿シャンプー療法(ノルバサン、ヒノケアなど)
サプリメント(必須脂肪酸、乳酸菌など)
③ 環境の改善
室内の掃除や換気
アレルゲンの回避(散歩コースの見直し など)
投薬だけに頼らず、スキンケアや生活環境を整えることで、より負担の少ない治療を目指します。